こんにちは!ドグ(@dogdog_investor)です。
と悩んでいる方向けの記事です。
昔ぼくもFX、個別株、仮想通貨しか投資方法を知らなかったため、どうやって資産を作っていけばいいんだろ。。と悩んでいた時期がありました。
ですがインデックス投資というものを知って調べていくうちに、
「こんなに安心して資産を増やせる手段があるんだ!」
とびっくりしました。
インデックス投資は投資の中でも王道といわれるものですが、なかなか日常生活で触れることがないため、知る機会がないのが残念です。
インデックス投資は投資を始める方に必ず選択肢に入れて欲しい投資方法です。
むしろぼくはインデックス投資だけ知っていればいいとも思っています笑
今回はそんなインデックス投資の魅力と注意点について詳しくご紹介します。
Contents
投資信託は大きく分けて2種類ある
投資信託には大きく分けてインデックス型投資とアクティブ型投資の2つがあります。
インデックス型投資 | アクティブ型投資 | |
運用目標 | ある値動きと同じ動きを することが目標 |
ある値動きを 超えることが目標 |
運用方針 | 同じ動きをするように 銘柄を構成する |
投資会社による |
コスト | 低い | 高い |
インデックス型投資
インデックス型投資はある値動きと連動するように作られた投資信託です。
例えば日経平均株価(下図)。日経平均株価は日本を代表する225社から構成される株価です。

この日経平均株価の値動き(上図)と同じ動きをすることを目標にしたのがインデックス型投資です。
構成銘柄と目標とする株価がわかっているため、投資会社の調査、分析や売買が少ないので、手数料が安いといったメリットがあります。
アクティブ投資
アクティブ投資は日経平均株価のような目標値を上回る成果を出すことを目指している投資信託です。
そのため投資会社では、銘柄や市場の調査や分析がインデックス型投資よりも必要となります。
また積極的に売買を行って利益を獲得しにいくため、インデックス型投資よりも手数料が高くなります。
・多くの銘柄や市場の調査、分析にかかる人件費
・積極的に取引を行うことでかかる売買手数料
インデックス投資をオススメする理由
・分散投資が可能
・長期的にはインデックス投資の方が有利
・安心感がある
・今大金がなくても大丈夫!
・初心者でも始めやすい
分散投資が可能
「卵は1つのカゴに盛るな。」という有名な言葉があります。
1つの銘柄に資金を集中すると、その銘柄が暴落した時に資産が大きく減ってしまいます。
そのため複数銘柄に資金を分散させることで、銘柄ごとの資金の割合が少ない分、1つの銘柄が暴落しても資産が大きく減らないようにしようという意味です。
このように銘柄を分散させることは、資産を大きく減らさないために重要なのです。
インデックス投資でもアクティブ投資でも投資信託であれば、分散投資を行なっているものがほとんどです。
そのためどのように銘柄を分散すればよいかを考えなくても、投資信託を購入することで分散投資ができるのは嬉しいところですね!
投資信託ではアメリカ、世界、先進国、発展途上国、日本などの枠組みで分散して投資ができる!
投資信託といえども万能じゃありません。
例えば日本とアメリカに分散して投資したくても、そのものズバリな投資信託はないのです。
そうしたときは日経平均株価のインデックスファンドとS&P 500のインデックスファンドを50%ずつの割合で購入することで実現できます。
ですが1つの投資信託だけでも十分に分散効果は高いので、最初に選ぶ投資信託は1つだけでいいかな〜と思っています。
そんな方はぼくが今投資している楽天VTIを調べてみてください!

今後も絶対に儲かるとは保証できませんが、安心して将来に期待できる投資信託です。
長期的にはインデックス投資の方が有利
実は1年間の実績ではアクティブ投資が上回ることがあっても、10年以上の期間でみるとインデックス投資が約9割のアクティブ投資を上回っているという結果があるのです!
世界最大の指数提供会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズの2016年の調査によると、米国株式クラスのアクティブファンドのインデックスに対する勝率は、1年で15%、5年で8%、10年で15%しかなく、全期間をとおして10〜15%の勝率しかありません(日本経済新聞2016年9月16日号記事より)。
出典:ZUU online
理由は2つあります。
・アクティブ投資よりも手数料が安い
・投資会社
1つ目は手数料の違いです。
アクティブ投資は年間にかかる手数料が1%を超えるものがざらにありますが、インデックス投資は0.1%を切るものが多いです。
そのため手数料の時点で、すでにインデックス投資に1%近くの差がつけられているのです。
2つ目は投資会社間の熾烈な戦いです。
アクティブ投資をやっている企業は1つじゃありません。
そのため他の優秀な投資会社と市場を出し抜いて、インデックス投資よりも高い利益を取っていく必要があります。
10年以上も他の優秀な投資会社や市場を出し抜き続けることは困難であるため、勝率が10%程度になってしまうのです。
安心感がある
アクティブ投資の9割がインデックス投資に負けるということは、1割のアクティブ投資はインデックス投資に勝つことができます。
仮に1割の優れたアクティブ投資になることに賭けて、ある投資信託を購入したとしましょう。
しかしその答えがわかるのは10年後です。
10年間インデックス投資に勝てるかをびくびくしながら待たなければいけません。
価格の変動に一喜一憂してしまうのは、精神的によくありません。
ぼくも仮想通貨やFXをやっていたときは、値動きが気になりすぎて3時間に1回くらい目が覚めてしまうような生活を送っていました。
さらに仕事中もずっと値動きが気になってなかなか集中できませんでした。
私生活が値動きが中心になって初めて、投資は安心して購入できる銘柄が一番だなと思いました笑
そのためインデックス投資はいままで安定したリターンを出し続けているという実績があるので、安心しながら投資を続けることができています。
今大金がなくても大丈夫!
「投資する金ねえ〜」という方には朗報です!
インデックス投資は一度に大金が必要というよりも、継続的にコツコツと投資することが一番重要なのです。
なぜならインデックス投資はドルコスト平均法を使って投資をすることが前提の投資方法だからです。
ドルコスト平均法というのは、定期的に一定の金額で同じ投資商品を購入し続けることで、変動の激しい相場で高値掴みしないための投資法です。
高値掴みとは株などを買った瞬間に価格が下がって、今の価格よりも高い状態で買ってしまうことです。個別株をやっている人は経験があるんじゃないでしょうか笑
例えば100万円を持っていた場合、株価が100円のときに株を購入すると1万株になります。

一方で25万円ずつに分けて定期的に株を購入したとすると1万485株も買うことができます。

このように時期を分散することで、一度に株を買った場合の高値掴みのリスクを下げることができるのです。
株や投資信託は一方向に上がっていくのではなく、激しく上下に変動します。
そのため投資タイミングを間違ってもリカバリができるように、ドルコスト平均法を用いた方が失敗が少ない投資ができます。
そのとーり!
でも簡単にできれば苦労しません笑
安い時に買って高い時に売ることで利益を出していくのは、アクティブファンドが目指していることです。
しかし10年以上の期間で見ると、9割のアクティブファンドはインデックスファンドに負けているという事実があります。
しかも投資会社に入るような人は世間からはスーパーエリートと呼ばれている人ばかり。
そんなスーパーエリートたちでもなかなかインデックス投資には勝つことができないのです。
中にはcisさんやBNFさんという超天才トレーダーもいますが、あの方達は別次元の存在なので置いておきましょう笑
ぼくたちのような普通の人は、市場の動きに沿ってドルコスト平均法で高値掴みをしないようにコツコツと積み立てていけばよいのです。
これを続けていくだけで100点満点の投資ではないですが、70点の投資はできます!
初心者でも始めやすい
インデックス投資に必要なことは3つだけです。
①どのインデックスファンドにするか決める
②ドルコスト平均法で購入する
③②を長期で続ける
難しいことはありません!
選ぶインデックスファンドに困っている場合はこちらの記事を見てみてください。

今後も絶対に儲かるとは保証できませんが、安心して将来に期待できる投資信託です。
注意点
・適切なインデックスファンドを選ばないと損する可能性がある
・毎年安定したリターンがあるわけではない
適切なインデックスファンドを選ばないと損する可能性がある
いきなりこわいことを言っていますが、今後も成長していくインデックスファンドを選ばないと損をしてしまう可能性があるのです!
例えば、日経平均株価(2016年時)のグラフだといまだに最高値を超えていませんが、

出典:マネーの達人
アメリカの株価指数であるS&P500(2016年時)では右肩上がりのグラフになっています。

出典:マネーの達人
そしてそれぞれのリターン(配当再投資時)がどうなるかというと、次のようになります。(2016年時の実績のため、参考値として見てみてください。)
年平均リターン | 5年 | 10年 | 20年 | 30年 |
日経平均株価 | 13.49% | 1.57% | 0.786% | 0.1838% |
S&P500 | 11.52% | 6.98% | 7.94% | 9.89% |
出典:マネーの達人
S&P500の場合だと、どこのタイミングで投資を始めても安定した成績を出している一方で、
日経平均株価では投資タイミングを間違えるとリターンが大きく下がっています。
ぼくもそう考えて実際に投資を行なっていますが、今後も右肩上がりを続けるかは保証できません。
なので「確実に資産を増やせる!」という考えよりは、「多分増やせるだろう。」くらいの心積りでいた方がいいかなと思います笑(あんまり変わってないかもですけど)
毎年安定したリターンがあるわけではない
先ほどの表で年平均リターンについて見せましたが、
年平均リターン | 5年 | 10年 | 20年 | 30年 |
日経平均株価 | 13.49% | 1.57% | 0.786% | 0.1838% |
S&P500 | 11.52% | 6.98% | 7.94% | 9.89% |
出典:マネーの達人
大事なのは年平均だということです!
毎年このペースでリターンが増えていくわけではありません!
S&P500の年別の実績については1970年から2018年の過去49年間のS&P500のパフォーマンスから分かることの記事を見てみてください。
リーマンショックがあった2008年には約40%もの下落がありました。
しかし約40%の下落があったとしても、年平均リターンが7%以上であるという実績があります。
そのため大きな下落があってもコツコツと積み立てていくことがインデックス投資には大事なことです!
インデックス投資100%じゃなくてもよい
ここまで「インデックス投資いいよ!」という話をしてきましたが、資産の全てをインデックス投資に入れなくてもいいと思っています。
なぜならインデックス投資は資産を作るのに時間がかかりすぎるからです。
ぼくはセミリタイアを目指して投資を行なっていますが、インデックス投資だけをしていてはおじいちゃんになっちゃいます笑
そのためぼくはインデックス投資を中心として資産形成を行いながらも、余剰金でリスクのある投資をすることでセミリタイアを目指しています!
なので一攫千金を狙って個別株、FX、仮想通貨をやる人を否定しません。むしろ応援してます!
ですが一攫千金だけを狙ってDead or Aliveよりは、インデックス投資も行うことで『堅実な資産形成』+『一攫千金狙い』の両取りをして欲しいと思っています。
まとめ【まずはインデックス投資で堅実な資産形成を!】
・インデックス投資は初心者にオススメの投資法
・S&P500への投資が1つの最適解
・ドルコスト平均法でコツコツと積み立てるべし
・毎年決まったリターンがあるわけじゃない
・『インデックス投資』+『一攫千金を狙いにいく』こともあり!
インデックス投資はあくまで1つの投資方法です。
ですがインデックス投資を知っておくだけで、投資方法の選択肢を広げることができます。
「こういう投資方法もあるんだな。」ということを知っていただいて、資産形成のために役立ててくれればうれしいです。
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ぼくがインデックス投資に興味を持つきっかけになった本です。

ぼくがセミリタイアを目指すための戦略についてです。インデックス投資を基盤として他の手段も組み合わせていきます。

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