こんにちは!ドグ(@dogdog_investor)です。
ぼくはいわゆる日系の大企業に入って3年目です。
仕事内容って会社ごとに違うと思っていたのですが、いろいろな方から話を聞いてみると大企業の間だと結構似ているらしいです。
そのため今回は、
という疑問にお答えするため、ぼくが大企業の仕事について感じたことをご紹介します。
・若手から規模の大きい案件を任せてくれる
・社内ルールが厳しい
・調整業務が中心
・人間関係が大変
・基礎的スキルが重視される
・いろんな業務が経験できる
・社会に大きな影響を与える仕事ができる
・有名企業と一緒に仕事をすることが多い
大企業社員の特徴 についても書いているので、よかったらどうぞ!

Contents
若手から規模の大きい案件を任せてくれる
大企業だと年功序列というイメージが強いかもしれませんが、1年目でも規模の大きな案件を任せられます。
そもそも案件ごとの規模が大きいため、案件を任せられると必然的に規模が大きくなります笑
ぼくも配属されて半年後くらいから数億円規模の案件を4つほど任されていました。
その際は案件を丸投げされるのではなく、メンターのような人が1人ついて仕事の進め方を相談できたので、途方にくれることもありませんでした。
主体的に案件を進めながらメンターが相談相手になってくれるので、この2年間で大きな経験を積むことができたなと感じています。
よく大企業だと全体の一部分にしか関われないと言いますが、そんなことはありません。
むしろ案件が進むように舵を切るのが仕事のため、案件の全体に関わって状況を見渡すことが一番大事です!
社内ルールが厳しい
大企業はスピード感が無いと言われる理由ですね。
あらゆることに承認が必要なので、承認をもらうための資料作成、資料レビュー、資料説明がかなり大変。
ざっとあげてもこんなにあります。
・見積もり提示
・契約
・物品の購入
・交通費
・旅費
・交際費の建て替え
etc…
大企業で社内承認が多い理由は、主に監査のためです。
社員それぞれが好き勝手お金を使うと収支の把握がしにくくなるため、都度の社内承認が必要になるんですね。
企業としては必要なことだとわかっていながらも、多くの時間が取られているのでなかなか歯がゆい。。
調整業務が中心
って思う方もいると思うので、先に説明します。
仕事では上司、他部署、子会社の主張を考慮して意思決定を行う場面が多くあります。
しかし各関係者ごとに主張が異なっていることが多々あるので、すんなりと意思決定できることは少ないです。
そのためそれぞれの主張を聞き、全員が納得できるような形で意思決定を行える状態に持っていくことが必要になります。
これを『調整』と言います。
大企業では自分が動くことよりも人に動いてもらうことが多いため、このような調整業務が仕事の中心になります。
人間関係が大変
「この人と仲良くしておくと仕事が早く進む」
「この人が〇〇について詳しい」
ということを事前に把握して味方につけたり、アドバイスをもらったりすることが仕事をスムーズに進める上でとても重要です。
これを仕事では『根回し』と言ったりします。
人と話すことが大好きな人なら問題ありませんが、ぼくのような人見知りが人の機嫌をうかがったり、有識者との関係構築を考えるのはかなり疲れます。
メールや発言も仕事だと悲観的に捉える方が多いため、毎回毎回かなり気を使います。
このように良好な人間関係を構築することが求められるため、大企業では人あたりのいい人が多いのかなと思います。
いろんな業務が経験できる
大企業では何かに特化したスペシャリストよりもどんな業務でも広く浅くこなせるジェネラリストが求められています。
そのため配置転換や部署異動が結構起こります。
ぼくも2年間営業をやっていましたが、3年目から開発に配置替えがありました笑
配置替えにより異なった知識や仕事の進め方が要求されるのはいい経験であり、いろいろな視野から仕事を見られるようになるのはメリットですが、
「自分はこんなことができる!」
という専門的な能力が身につかないのはデメリットだと思っています。
大企業でも最近はスペシャリストを育てようという傾向はありますが、大体の人はジェネラリストとして育てられるため、
自分がスペシャリストとしてキャリアを積んでいきたいのであれば、大企業はオススメできません。
ですが総合職の一括採用ではなく、職種ごとに採用が分けられている企業であればスペシャリストとしての道もあるかもしれません!
基礎的スキルが重視される
大企業では専門スキルの前に基礎的スキルが重視されます。
・プレゼンテーション能力
・論理的思考力
・文書作成能力
・メール作成能力
・コミュニケーション能力
特に一番大事なのは論理的思考力です。
どんなに資料が上手くてしゃべりが流暢でも肝心の内容がグダグダだったらダメです。
意思決定の場ではとにかく論理的な道筋を立てて説明をすることが求められます。
その次にプレゼンテーション能力などが求められ、最後に専門スキルです。
ジェネラリスト志向の大企業だからこそ、どの職種でも役に立つ基礎的スキルが重要視されるのだと思います。
社会に大きな影響を与える仕事ができる
これはよく言われていますね笑
大企業と言われるだけあって、案件の規模も大きく社会に与える影響も大きい。(責任も大きい)
自分たちの作ったものが自分がよく行く店で実際に使われているのを見ると、
「自分たちのやってたことがちゃんと形になっているんだな」
と感動します笑
有名企業と一緒に仕事をすることが多い
大企業で働いているといつもCMで見ている企業と一緒に打ち合わせをすることが多くあります。
表ではキラキラしているような会社でも、中の人と話すといろいろ裏事情がわかって面白いです笑
逆に表ではさえない企業(失礼)でも、中の人がめちゃくちゃ優秀だったりすることも。
もちろんお客さんという立場だけでなく、競合になるような企業もあれば、受注を取るために仲間になっている企業もいます。
全部ひっくるめて有名企業と仕事ができることは、大企業で働くことの醍醐味だと思います。
まとめ【人を動かしているからこそ大きな仕事ができている!】
今回は大企業の仕事内容について感じたことを紹介しました。
・若手から規模の大きい案件を任せてくれる
・社内ルールが厳しい
・調整業務が中心
・人間関係が大変
・基礎的スキルが重視される
・いろんな業務が経験できる
・社会に大きな影響を与える仕事ができる
・有名企業と一緒に仕事をすることが多い
大企業では人を動かすことが仕事の中心です。
そして人に動いてもらうことで1人では達成できない規模の仕事も実現できてしまいます。
これは大企業でしかできないことです。
確かに社内ルールが厳しく動きづらいこともありますが、大きな仕事をしたいという方にとっては若手から実現できる絶好の環境です。
紹介した内容がみなさんのお役に少しでも立てれば嬉しいです。
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